博士課程終了前に留学、博士号取得、アメリカでポスドクを経て無事に日本帰国しポストを得ました。新米助教のドタバタぶりをお届けします。
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技術が発達するのは良いが・・・
2006-06-02 Fri 16:56
私が研究室という名のつくところで研究を始めてもう5年以上になります。
その5年前の実験手法と現在のものと比べてどうだろう?と考えてみました。

身の回りで何が一番変わったかというと、実験が簡便で短時間で
済むようになったことだと思います。というのも、キットが導入されたからです。

『キット』を何かに例えるとしたら・・・
インスタントラーメンみたいなもんです。
中に入っている具を袋から取り出し、スープ入れる、湯を注ぐ、待つ。
と、労せずしてラーメンが出来上がりますよね、そんな感じのものです。

えっ?わかりません??・・・がんばって理解してくださいm(_ _)m

私の所属する研究室はキットに頼らず昔ながらの手法でやってたいうこともあり
キットの導入がまわりの研究室よりかなり遅かった様に感じます。

キットを使うと実験時間は短縮され、余った時間を他の仕事に充てることができるので
メリットはかなりあると思います。
しかし、その一方で何も理解しなくても説明書通りするだけでできてしまう。
これは大きな問題点だと思います。

先日、試薬関連の会社の営業マンがやってきて私にこんなことをいってました。

原理を理解せずにうちのキットを使って実験されていて
いい結果が出ないからといってキットのせいにされることがあるんですよ。

こんな輩は放っておけば良いのですが結構居るんです。
キットのありがたさも分かってないし。

技術がどんどん発達していくことはもちろん大事なことだと思いますが
せめて自分の関連のことは理解することが大事なことだと思いました。
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コメント
だいぶ前にちとショックだったことなんですけど、
うちの理学部で、試薬の管理の説明会(教職員用)があって、
そのあとの質問タイムに、キット用のなんとか、って試薬はどう処理すればいいんですか?
って(たぶんどっかの助手さん)質問してる人がいて、
どうやらその中になんの薬品が入っているか知らない模様で。
いやしくも大学で助手をやってる人間が、
自分が何をやってるか知らずに実験をしているのか?と
ちょっとショックだった事があります。
まあ、自分は生物系はかなり門外漢で、
生物の研究には本質的ではない事なのかも知れませんが。。。

(たぶん)きちんとわかりながら実験してる、港町の生物系大学院生さんと
その研究室のかたがた、えらいな~、って思います。
まぁ、文明の利器を使ったほうが早いのは確かなんですけどねぇ~。
せめて原理ぐらい知ってて、改良できるくらいでないとね~。
2006-06-02 Fri 09:39 URL | shini #-[ 内容変更] | top↑
>shiniさん

最近ではキットの中の試薬やプロトコールをしっかり理解し
実験している人は私のラボでもかなり少ないですよ。
キットのありがたさも原理も理解しないで実験している人が
増えるのは非常に危険で、この先大丈夫かなとさえ思います。

科学者ならどういう原理なんだろう?くらい疑問を持っても
いいんじゃないの?と思います。
2006-06-03 Sat 03:39 URL | 港町の生物系大学院生 #-[ 内容変更] | top↑
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