博士課程終了前に留学、博士号取得、アメリカでポスドクを経て無事に日本帰国しポストを得ました。新米助教のドタバタぶりをお届けします。
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大腸菌の形質転換法(トランスフォーメーション)
2006-08-02 Wed 22:39
亀田興毅君、世界タイトル獲りましたね。
1ラウンド目でいきなりのダウンはさすがにびっくりしました。
とにかく、勝ってよかったです。

今日は実験方法について書きたいと思います。
この実験方法は超手抜き実験方法で、通常1時間くらいかかるところ
な、なんとすこし余裕をみて2分ってとこです。

大腸菌は実験上よく使われるツールです。
なにゆえ、大腸菌を使うのか??
世代時間が短くて、増殖スピードが尋常じゃなく速いからです。
分裂は20?30分で1回するといわれています。

実験に用いる大腸菌はほとんどが抗生物質に対して感受性があり
抗生物質存在かでは成育できません。
しかし、抗生物質に対する耐性遺伝子を大腸菌に導入すると抗生物質
存在下でも成育できるようになります。これを形質転換といいます。

要は遺伝子を導入するのにかかる時間を大幅に短縮できるプロトコールなのです。

まず、このプロトコールを使える条件

構築済みのPlasmid DNAであること、(SelectionはAmpであること)。
(Ligation後のTransfectionには使えません)

【方法】

1、エッペン中のコンピテントセルを氷上で溶かす(10分もあれば溶けます)
 (コンピは1×10の6乗cfuくらいでも大丈夫です)
 (ボリュームは250μl?100μlの系で。)
2、溶けたコンピテントセルの中にPlasimd DNA(0.5μg?1μg)を入れます。
 (チップの先で中をぐるぐるかき混ぜます)
 (0.1μgでもたぶん可能だと思います。)
  もちろん、作業は氷上でします。キャップを閉めます。
3、氷からだし、コンピテントセルの部分をエッペンの外から
  指できゅっきゅっと摩擦します。(3回くらい)
4、そのまま、LB+にプレーティングします。

以上です。

カナマイシン耐性遺伝子の場合はおすすめできません。
アンピシリンは即効性がないので、こういうことがなせるわけです。

帰り際に形質転換しなきゃ!って思ったら、是非この方法で!

最後に、失敗しても責任もてませんので悪しからず・・・。
失敗しても決してこんな方法でしましたって先生にいってはいけません!!

『そんなやりかたしたら、あたりまえだろ!!』って怒られますよ。
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